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2020.06.29

すきっ歯が気になる。原因と治療について解説

すきっ歯の原因

すきっ歯の原因すきっ歯の原因には、先天的なものと後天性なものの2種類あります。そのため、子どもの頃はすきっ歯ではなかったのに大人になってからすきっ歯になってしまうこともあります。

先天的な原因
  • 顎の大きさに対して歯の大きさが小さい
  • 生まれつき歯の本数が少なく隙間ができる
  • 噛み合せが深い(噛み合せが深いと下の歯で上の歯を押し上げてしまい、上の前歯が前方に出ることによって隙間ができます)
  • 上唇小帯(前歯の真ん中と唇をつなぐヒダ)が前歯の歯茎まである
後天的な原因
  • 前歯が前方に出てしまう癖をしている(前歯で唇を噛む、舌で前歯を押す、など)
  • 奥歯を失った(前歯に噛み合せの負担がかかり過ぎるため歯が移動し隙間ができます)
  • 歯周病(前歯がグラつき前方へ出ることによって隙間ができます)

放置するとどうなるの?

虫歯・歯周病・口臭の原因となる

歯の隙間に食べ物が詰まりやすく、歯ブラシで隙間部分を磨くのも難しいため歯垢が溜まりやすくなります。そのため、虫歯や歯周病・口臭の原因となります。

発音しにくい

前歯の隙間から空気が漏れてしまうため、サ行の発音が悪くなります。

ダイレクトボンディング

前歯の隙間をプラスチックで埋める治療法です。2mmまでの隙間に適した方法です。埋めるだけなので歯を削らず、元の歯に戻したくなった場合にも対応できます。プラスチックの特性上、経年変化で変色しやすいですが補修は容易にできます。

ラミネートベニア法

歯の表面を薄く削り(0.5mm程)、歯の形をしたセラミックを貼りつけて隙間を埋める治療法です。ダイレクトボンディングでは対応できない大きさの隙間に適した方法です。セラミックの形・色を変えることで、隙間を埋めるだけでなく歯の形・色を改善する効果もあります。 セラミックは変色しにくく汚れもつきにくい素材ですが、自然な歯に見せるため非常に薄く作られていることで欠けが生じる場合もあります。

セラミック矯正治療

セラミック製の被せ物・差し歯を被せることで隙間を埋める治療法です。歯並びに問題がある方や歯の大きさにバラつきのある方に適した方法です。歯を大きく削る必要はありますが、歯の傾きや大きさ・形・色をすべて同時に治すことができます。

矯正治療

歯を移動させることで隙間を埋める治療法です。治療期間や費用はかかってしまいますが、最も根本的にすきっ歯を治療できる方法です。

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