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2021.03.26

デンタルリンスを上手に活用しよう!特徴と使用時の注意点

1.デンタルリンスの種類と特徴、効果

1.デンタルリンスの種類と特徴、効果デンタルリンスには『洗口液』と『液体歯みがき』の2種類があります。種類によって使い方が全くちがうので、購入の際には商品表示をよく確認しましょう。

洗口液

洗口液は、歯磨き後の仕上げや口の臭いが気になる時に使います。口に含んでゆすぐだけで細菌を殺菌・弱体化する効果があり、歯磨き後と歯磨きをしていない時の両方で使うことができます。しかし、歯垢は落とす効果はないため、歯垢を落とすには歯磨きが必要です。使い方は、歯磨き後や口の臭いが気になる時に適量を口に含んで、20~30秒間ブクブクと口をゆすいだ後、吐き出します。吐き出した後、水で口をゆすぐ必要はありません。

液体歯みがき

液体歯みがき

液体歯みがきは、歯磨き粉の液体版です。あくまで歯磨き粉の一種なので、口に含んだ後は歯磨きが必要です。口をゆすぐだけでは不十分です。

歯磨き粉とのちがいを紹介します。

液体歯みがき

液体は一瞬で口の中のすみずみまで行き渡ります。そのため、成分もすみずみまで届きます。

液体歯みがき

研磨剤は歯を傷つけ、知覚過敏の原因になります。しかし、着色汚れを落とす効果も持っているため、コーヒーや紅茶などによる着色汚れが気になる方は研磨剤入りの歯磨き粉と併用するとよいでしょう。

液体歯みがき

歯磨き粉のような泡立ちはありません。

使い方は、歯磨き前に適量を口に含み、20~30秒間ブクブクと口をゆすいだ後、吐き出します。その後、歯磨きをして水で口をゆすぎます。歯磨きは歯磨き粉をつけずに行うのが基本ですが、歯磨き粉をつけて行うこともできます。

2.使用時の注意点(歯交代減少による口腔カンジダ、アルコールによる乾燥)

2.使用時の注意点(歯交代減少による口腔カンジダ、アルコールによる乾燥)
口腔カンジダ症

口腔カンジダ症は、カンジダ菌による感染症です。口内の粘膜に乳白色の苔が付着したり、舌先に紅斑や委縮がみられます。 カンジダ菌は普段から口の中に住んでいる常在菌で、通常は病原性を持ちません。しかし、デンタルリンスの使いすぎで口内の細菌が必要以上に殺菌・弱体化され、細菌のバランスが崩れるとカンジダ菌が異常に増殖し病原性を持つことがあります。特に、体の免疫力が低下している時に発症しやすいです。

アルコールによる乾燥

デンタルリンスに含まれるアルコールには、口をゆすいだ後の爽快感・スッキリ感を生む効果があります。しかし、アルコールは刺激が強いため使い過ぎると口の中が乾燥してしまうので注意が必要です。 口内の乾燥が気になる方、アルコールの刺激が気になる方(ドライマウス、口内炎等の炎症がある方)はノンアルコールタイプのデンタルリンスを選びましょう。

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