義歯・入れ歯

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このような症状がある場合・・・歯医者へ行きましょう!

痛い・合わない入れ歯を放置するデメリット

痛い・合わない入れ歯を放置するデメリット合わない入れ歯を長期間使用すると、周りの歯や歯茎を傷める恐れがあります。また、特定の歯に大きな負担がかかることで歯の寿命を縮めたり、顎関節に負担がかかることで顎関節症を発症したりするケースも少なくありません。 また、肩こりや首のこり、頭痛など、全身の健康にも悪影響を及ぼす恐れがあります。痛い・合わない入れ歯は放置せずに、早めに調整することをおすすめします。

『保険入れ歯』か『自費入れ歯』か?

人工歯の材料・素材

自費診療の入れ歯は、見た目や耐久性で選択できます。天然歯に近い見た目、硬い食べ物もこれまで通りに噛めるものなど、オーダーメイドで作製可能です。一方、保険診療の入れ歯はレジン製のものとなります。色や形はあらかじめ決まっており、天然歯との色を細かく合わせることはできません。

床(人工歯肉)の材料・素材

自費診療の入れ歯は、柔らかいシリコン床や熱伝導率に優れた金属床、バネを使用しないノンクラスプ床など、患者さんのご希望に応じて選択できます。一方、保険診療の床は歯科用プラスチック製のみとなっています。劣化や耐久性は自費診療の入れ歯に劣ります。

治療期間

自費診療の入れ歯は、初回診断から作製までに3~8ヶ月ほどかかります。一方、保険診療の入れ歯は1~1ヶ月半程度で完成します。

装着時の違和感

自費診療の入れ歯はさまざまな素材の中からご希望に添ったものを選択できます。厚みや大きさなどを抑えられるため、良好な装着感を得られます。一方、保険診療の入れ歯は耐久性を持たせるために厚く作る必要があり、個人差がありますが装着感や味の感じやすさなどに問題が生じることもあります。

強度

自費診療の入れ歯は、強度が高い素材を使用できます。一方、保険診療の入れ歯は耐久性が今ひとつなレジンのため、咬み合わせが強いことで割れたり欠けたりするケースが少なくありません。

密着度

自費診療の入れ歯は歯や顎の動きを想定し、精密な型取りの元で作るため、密着度が優れています。一方保険診療の入れ歯は歯や顎の細かな動きまでは想定していないため、どうしても使用するうちに床の歯茎の間にすき間ができるようになります。

咬み合わせ

自費診療の入れ歯は、元々の歯並び・咬み合わせに合わせることができます。実際に噛んだときの感覚になるべく近づけられるため、食事や会話はこれまでどおりに行えます。一方、保険診療の入れ歯は素材の選択肢が少ないため、なかなか元通りの咬み合わせを実現することが難しいです。さらに、すり減りやすいため、こまかな調整によって咬み合わせを合わせることが重要です。

発音

自費診療の入れ歯は、発音しやすいようにリハビリ用の入れ歯で繰り返しテストを行います。また、選択する素材によっては、入れ歯を小さくすることで、舌が当たらないようにできます。一方、保険診療の入れ歯は細かなサイズまでは考慮できないため、お口の中に適合しないことがあります。そのため、口が開けづらい、喋るとずれてくるといったトラブルが起きるケースが少なくありません。

見た目

自費診療の入れ歯は、天然歯と見た目に違いがほとんどありません。また、素材によっては金属のバネを使用せずに作製できます。お口を開けた時に入れ歯に気づかれにくいため、接客業や営業など人とのコミュニケーションの機会が多い方におすすめです。一方、保険診療の入れ歯はなるべく安く必要最低限、噛めるようにすることが目的のため、細かな見た目までは考慮されていません。また、お口を開けたときに金属のバネが目立ち、一目で入れ歯だと分かってしまうこともあります。

痛みやトラブル

自費診療の入れ歯は、事前に細かな咬合調整やリハビリを行うため、通常使用によって痛みやトラブルが起こることはほとんどありません。ただし、それでも年1回は調整が必要です。一方、保険診療の入れ歯は早さやコストを重視しているため、痛くて噛めなかったり簡単に外れてしまったりすることが少なくありません。また、問題がなかったとしても年数回の微調整は必要です。

義歯(入れ歯)の種類

金属床

金属床金属床は、金属製の床を使用した入れ歯です。薄く作れるため装着時の違和感が少なく、また飲食物の温度を感じやすいため、これまでどおりに食事を楽しめます。ただし、金属アレルギーを発症している方はご使用できません。また、壊れてしまうと修理が難しく、再作製が必要になる可能性があります。

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャーノンクラスプデンチャーは、金属のバネを使わない入れ歯です。見た目が自然で歯茎にしっかりフィットすることで、食事や会話への影響を抑えられます。また、金属のバネを使わないため、金属アレルギーの心配もありません。

入れ歯(義歯)づくりの流れ

入れ歯の製作は、以下のステップを踏んで行います。

個人トレーの作成

基本的な検査やカウンセリング後、治療内容に同意頂けた場合は個人トレー(大まかな型)を作成します。

型取り

個人トレーを使い、より精密な型を取ります。この型を使用して、「咬合床」と呼ばれる土台をつくります。

咬み合わせの決定

咬合床をお口に装着した状態で、咬み合わせ(人工歯の埋め込み位置)を決めます。

仮入れ歯の完成

ロウでできた仮入れ歯で、見た目やフィット感などを確認します。気になる点があれば遠慮なくお伝え下さい。

入れ歯の完成

必要に応じて仮入れ歯に修正を加え、本入れ歯用の素材でつくり直して完成です。すべてのステップで患者さまのご意向を細かく確認し、かつ丁寧に説明しながら進めていきますので、どうぞご安心ください。

抜歯後はすぐに歯の機能を補いましょう!

抜歯後はすぐに歯の機能を補いましょう!歯を失った場合、なるべく早く入れ歯を作ることが大切です。放置すると隣の歯が倒れてきて、歯並び・咬み合わせが乱れる恐れがあります。保険診療の入れ歯は使用できる素材や製法が限られているため、ご満足いただけない可能性もあるでしょう。食事や会話、見た目への影響を抑えたい方には、自費診療の入れ歯を検討することをおすすめします。当院では、豊富な種類の自費入れ歯(義歯)を取り扱っておりますので、どのようなお悩みもお気軽にご相談ください。

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